住みよい宮古島へ/防犯協会、警察
県防犯指導員に委嘱状
宮古島地区防犯協会(前川尚誼会長)は3日、宮古島地区で県の防犯指導員を務める10人に委嘱状を交付した。前川会長は「安全で安心な住みよい宮古島を築こう」と呼び掛けた。指導員は決意を新たにした。
県防犯指導員の任期は2年。宮古島地区の指導員は再任8人、新規2人。
委嘱状の交付式は宮古島警察署で行われた。伝達した前川会長は、「『地域は私たちが守るんだ』という気持ちで治安維持に努めてほしい」と話した。
宮古島警察署の上運天幸徳署長は「防犯ボランティアの中核として活動していただけることに宮古島地区の安全、安心を担う警察署長として心強い」と感謝を込めた。その上で、「あらゆる機会を捉えて、地域住民や宮古島を訪れる観光客に対して防犯意識の向上を呼び掛け、犯罪のない美ぎ島宮古島の実現に協力いただきたい」と話した。
防犯指導員を代表して真壁寛樹さんが決意表明を行い、「元号が変わる節目の年に委嘱を受けることは意義深く、決意を新たにしている。宮古圏域の安全、安心のため、警察、防犯協会と連携しながら防犯活動に努めたい」と誓った。
防犯指導員の役割は、宮古島地区で定期的な防犯活動を実施すること。月に1回の全体活動もある。
委嘱を受けた防犯指導員は次の通り。
【再任】真壁寛樹、辺土名忠志、粟國忠則、砂川勝彦、狩俣勝成、真壁弘充、石垣和彦、川満健勇
【新規】高里守、中村裕也