歓迎ゲートお目見え/トライ本番まで1週間
第35回全日本トライアスロン宮古島大会は14日の開催まで1週間となった。大会には1609人の選手が出場し、スイム3㌔、バイク157㌔、ラン42・195㌔の計202・195㌔に挑戦する。開会式・表彰式の会場となるJTAドーム宮古島には「歓迎ゲート」がお目見え。ランやバイクのコース沿いには応援幕が設置され、大会ムードを高めている。
大会は午前7時から下地の与那覇前浜ビーチでスイムをスタートする。バイクは三つの大橋(池間、伊良部、来間)を渡り、島を約1周半し、ランは市陸上競技場付設マラソンコースで実施する。制限時間は午後8時30分までの13時間30分となる。
総合2連覇中のキャメロン・ブラウン(ニュージーランド)は欠場。男子は前年総合2位の戸原開人(29)=神奈川県=ら、女子は2連覇中の鷲津奈緒美(34)=同=らを軸に、優勝争いが展開される。
11日午後1時からは選手登録の受付が始まる。12日には競技者説明会が行われた後、午後7時からは開会式・ワイドーパーティーが開催される。13日には、バイクスタート地点の宮古島東急ホテル&リゾーツでバイクが預けられる。
競技コースとなる道路には交通規制を知らせる看板が設置され、注意を促している。沿道に色とりどりの花が植えられ、大会に彩りを加えている。地域住民らも清掃活動を実施するなどして、美しいコースで選手を迎え入れる。
大会1週間前となり選手も軽めの練習で調整した。9回目の出場となる奥平直子さん(46)は「平常心で臨みたい。毎年、レースに遅刻する夢を見る。今年はその夢を見ずに大会を迎えたい」と笑顔で話した。