新校舎で校歌斉唱
結の橋学園が始業式
初の小中一貫校スタート
伊良部島の小中学校4校が統合して新設された伊良部島小学校・中学校(愛称・結の橋学園、宮城克典校長)の第1学期始業式が8日、完成したばかりの真新しい体育館で開かれた。9日に入学してくる1年生を除く2年生から9年生までの288人が新しい学舎での生活をスタートさせた。始業式では初めて児童生徒がみんなで同校の新しい校歌を斉唱した。
始業式では小学2年生から中学3年生に当たる9年生までが一堂に体育館で整列。校歌斉唱ではプロジェクターからスクリーンに映し出される歌詞を見ながらみんなで元気に声を合わせて歌った。
校長あいさつで宮城校長は「こんなにすてきで大きな体育館で、皆さんとともに結の橋学園の第1回始業式を行えることを本当にうれしく思う」と述べるとともに、児童生徒に対しては「結の橋学園の生徒としての誇りを持ち、新たな伝統を一緒に作っていこう」と呼び掛けた。
児童生徒会の代表として6年生の源河朝敬君と9年生の上里琉輝君があいさつに立った。源河君はこれから楽しみにしていることとして「きれいになった体育館や教室で授業ができること」と「新しい友達に会えること」を挙げ、「みんなに自慢できる素晴らしい結の橋学園にしてこう」と語った。
上里君は「1年生から9年生までが力を合わせ、団結していき、一緒に結の橋学園の新しい歴史を作っていこう」と述べるとともに「記憶に残る思い出がたくさんできるよう、共に歩み、いろいろな行事が成功できるように頑張っていこう」と呼び掛けた。
職員紹介では宮城校長から各学級担任などが発表された。
始業式の前には赴任式が開かれ、児童生徒会を代表して6年生の濱川大雅君が「新しい学校と先生たちに会えることを楽しみにしていた」などと歓迎のあいさつを行った。赴任職員を代表して宮里辰士教諭が「みんなで力を合わせて最高な、日本一の学校にしていけたらと思う」などと語った。