11/23
2024
Sat
旧暦:10月22日 先勝 庚 小雪
政治・行政
2019年4月9日(火)8:55

事業進ちょく率54%

第2期地下ダム
19年度予算は42億円


第2期国営地下ダム事業の進ちょく率を説明する宮古伊良部農業水利事業所の平良所長(左から2人目)ら=8日、市役所平良庁舎

第2期国営地下ダム事業の進ちょく率を説明する宮古伊良部農業水利事業所の平良所長(左から2人目)ら=8日、市役所平良庁舎

 宮古伊良部農業水利事業所は8日、第2期国営地下ダム事業の進ちょく率を下地敏彦市長に報告した。全体進ちょく率は事業費ベースで54%。新設する仲原地下ダム建設は66%、用水路は55%となっている(いずれも3月末時点)。同事業に投じる2019年度予算は42億8000万円。


 水利事業所の平良和史所長らが8日、市役所に下地市長を訪ね、地下ダム事業や用水路を改修する国営施設応急対策事業に関する進ちょく率を報告した。

 地下ダム事業は総事業費523億円。これまで約280億円を投じ、進ちょく率は50%を超えている。

 全延長が2350㍍になる仲原地下ダムは、18年度末までに約1540㍍の整備を終えた。用水路は約30㌔(総延長㌔)が完了。

 19年度は地下ダムをはじめ副貯水池、ファームポンド、用水路を整備。予算は前年度に補正した2億6000万円と年度当初予算を合わせて42億8000万円と大きな額になる。

 このほか国営施設応急対策事業の進ちょく率は事業費ベースで38・3%。用水路の総延長6・4㌔のうち約2・9㌔が完了した。総事業費は13億円で、約5億円を執行している。

 国営第2期事業は着々と進められており、今月1日には伊良部の牧山ファームポンドからの三型施設給水がスタートしている。

 平良所長は「おかげで伊良部島での給水も始めることができた」と市の協力に感謝し、「これだけ大きな予算がついているので今年度もしっかりと事業を進めていきたい」と話した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!