レースに全力誓う/トライ宮古島大会
「島巡りも楽しみ」/外国人招待選手が来島
14日に開催される第35回全日本トライアスロン宮古島大会に出場する外国人招待選手4人が10日、宮古入りした。そのうち午前9時45分着の東京からの直行便で来島した3選手が合同での取材に応え、現在の体調やレースへの抱負などを語った。
取材に応えたのはロビンス・ダニエル(28)=オーストラリア、ウォルサー・キャサリン(32)=ドイツ、レッグ・ナデル(45)=オーストラリア=の3選手。
ロビンス選手は来日経験はあるものの宮古島は今回が初めて。「宮古島は暖かくてとてもきれいなのでワクワクと楽しみに来た。島を巡って見ることができることを楽しみにしている」と語る。
レースに向けては「得意なのはバイクとラン。ペースを守ってスムーズな動きを保ちたい。目標はタイムで9時間を切ること」との考えを示した。
ウォルサー選手も今回が初宮古島で来日も初という。「来る前にインターネットで見ていたがパラダイスの様な島でぜひ来たいと思っていた」という。
2017年に大きな交通事故に遭っていて、今回はそれ以来初のロングの大会となる。「タイムが速い方が良いに越したことはないが、今回はトライに復帰する大会なので、心を前向きにして楽しむことを大切にしたい」と話す。
レッグ選手は今回で宮古島大会5回目の出場で、過去の最高順位は女子4位。宮古島大会のキーポイントとしては「風が強い時のバイクコントロール」を挙げる。
得意競技はランで「私はランナー」と言うほど。「ランのために少し力を残してランで前へ出たい」との考え。「体のコンディションは良い。9時間から9時間30分のタイムを出すことができればうれしい」と語る。
もう一人の招待選手リー・シアオ・ユー選手(41)=台湾=は同日午前11時25分着の便で宮古入りした。