社会・全般
2019年4月11日(木)8:58
詐欺被害を未然防止/宮古島署
佐久本さんに感謝状贈呈
宮古島署の上運天幸徳署長は10日、ファミリーマート中休店従業員の佐久本清美さんに感謝状を贈った。佐久本さんは、3月末に電子マネーを購入しようとした客に積極的に声掛けし、特殊詐欺被害を未然に防止した。
贈呈式で佐久本さんは「(犯罪を)阻止できたことが非常にうれしい。お客さんが高額な被害に遭わなくて良かった」と話した。
県内の特殊詐欺認知件数は2017年が25件と、前年比で2件減少しているものの全国的には増加傾向にある。特殊詐欺全体をみると、減少しているが架空請求(電子マネー購入)が急増している。
これまではコンビニで被害者に複数枚の電子マネーカードを購入させ、その番号を聞き出し電子マネーの利用権を詐取する手口が多かった。
最近は被害者をコンビニのマルチメディア端末に誘導して指定した番号を入力、レジで電子マネー購入手続きをさせ、電子マネーの利用権を詐取する新たな手口が使われている。