新生活がスタート/多良間中 8人が入学
【多良間】多良間中学校(松本尚校長)の入学式が8日行われ、8人(男子2人、女子6人)の生徒が入学した。真新しい制服に身を包んだ新入生は、保護者らに見守られ、新生活をスタートさせた。
松本校長は「皆さんは中学校を卒業するとき、どのようにこの島を離れるか。多良間中学校の出身と郷土と共に誇りを持ち、胸を張って卒業したいと思わないか。そのためには一つ目に学習面。二つ目に身体をきたえること。三つ目に心を育ててほしい。あわてずじっくり一歩一歩、前進していくことを期待する」と式辞を述べた。
池城三千雄教育長は「中学校で学ぶこと、経験することが皆さんの成長につながる。中学3年間で将来の夢をはぐくみ、未来を開き、個性を延ばし文武両道で何事にもチャレンジしてほしい」と告辞した。
伊良皆光夫村長は「人はなぜ勉強するのと思ったことはないか。勉強したことが社会に出ても基礎となり、さらにその勉強が幹となり枝となる。そのためには今できることを一生懸命頑張り、挑戦してほしい」とあいさつした。
入学生を代表し、佐和田稀央さんが「今日から中学生。いろいろなことに挑戦し、積極的に取り組みたい。多良間中で一緒に学ぶ友だちと、一歩一歩立派な大人になるように成長したい」と決意を述べた。