特別交通取り締まり実施/宮古島署
県警交機白バイ隊出発式
県警交通機動隊(交機)白バイ小隊の特別交通取り締まりの出発式が11日、宮古島署で、交通ボランティアや心愛保育園の園児らが参加して行われた。同白バイ隊(隊員=島袋尚太巡査部長、宮本亜依巡査長、神里阿侑香巡査長、大城梓巡査長)は、交通取り締まりのほか、14日に開催される、第35回全日本トライアスロン大会で先導を務める。
夏場の観光シーズンに向け、レンタカー関連や自動二輪車が絡む交通事故発生が懸念されることから、宮古島署(上運天幸徳署長)は、県警交通機動隊白バイ小隊の応援を得て、この日特別取り締まりの出発式が行われた。
上運天署長は「この特別取り締まりは、昨年、二輪車が関係する人身事故が16件発生していることや、ゴールデンウイークや夏本番を迎え、交通事故の増加が懸念されることから、事故防止と交通安全思想の普及高揚を図るため、白バイ隊の応援を得て実施する」とあいさつした。
宮古島地区交通安全協会の新里孝行会長は「この出発式を機に、宮古島から交通事故が少しでも減るように協力して頑張ろう」と述べた。
来島した白バイ隊の班長を務める島袋隊員が「白バイによる交通取り締まりを実施する」と上運天署長に申告した。
出発式では隊員による白バイのアトラクション走行や心愛保育園(砂川美恵子園長)の4、5歳児による遊戯などが披露された。
出発式後、白バイ隊は参加した関係者らに見送られ、特別取り締まりに出発した。