未来創造セ、7月開館へ急ピッチ
16万冊の書籍搬入終了
宮古島市立図書館(旧市立平良図書館)は1日から未来創造センター建設現場内に事務所を移転して業務を行っている。12日に約16万冊、段ボール箱約4500個の搬入作業を終え、7月供用開始に向けて準備を進めている。
同センターは図書館と公民館と併せた施設。3階建てで利用者の駐車スペースは約250台。
5月中には1階の郷土の地域資料コーナーや2階の一般と児童向けの図書、3階の中高生向け図書、専門書など各フロアに本の配置を開始する。
新館には一般開架スペースや調べ学習コーナー、乳幼児連れでも読み聞かせができる「お話しの部屋」、インターネットコーナー、情報コーナーにはCDやDVDの試聴ができるブースなどが設置される。
これまでの1人1回の利用で5冊までの貸し出しも10冊までに増え、「みらい号」と「夢の光号」2台の移動図書館で宮古島と伊良部島を巡回する。
渡久山博和館長補佐は、これまで開催していた毎週土曜日の「読み聞かせ」、「ハロウィーン」のイベントに加え「開館に向けて、親子でも楽しめる多彩な催しなどを計画していきたい。多く市民が利用してほしい」と期待を話した。