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イベント
2019年4月21日(日)8:59

主役はボランティア/トライ実行委

大会盛り上げに感謝/応援幕コン入賞者も表彰


宮古高校の生徒がダンスパフォーマンスを披露してイベントを盛り上げた=20日、市中央公民館

宮古高校の生徒がダンスパフォーマンスを披露してイベントを盛り上げた=20日、市中央公民館

 第35回全日本トライアスロン宮古島大会を支えたボランティアに感謝の気持ちを伝えるイベントが20日午後、宮古島市中央公民館で開かれた。児童生徒を含む多くの市民が参加し、アトラクションや抽選会を楽しんだ。応援幕コンテストの表彰式もあり、参加者全員で入賞者をたたえた。

 トライアスロン大会のボランティアは5000人以上を数える。毎年、献身的なサポートで出場選手と大会運営を支えている。

 感謝の集いは、そんなボランティアが主役のイベントで、トライアスロン実行委員会が主催した。実行委員長を務める長濱政治副市長は「皆さんの協力のおかげで第35回大会も無事に終了することができた。出場選手の3倍のボランティアが活動しているからこそ成功できた」と感謝した。その上で「きょうは皆さんが主役の日。最後の最後まで楽しいひとときを過ごしてほしい」と呼び掛けた。

 この後、大会当日に沿道に掲げられた応援幕のコンテストの表彰式があり、入賞者一人一人に実行委から賞状や副賞が贈られた。

 最高賞に輝いたのは平良任さんの応援幕をつくった妻の琴美さん(39)と長男の功君(15)、次男の一樹君(4)、長女の咲樹さん(2)の家族。任さんには内緒でつくった色彩豊かな応援幕で大賞を受賞した。

 琴美さんは「まさか大賞が取れるなんて…」と謙そんしながらも「家族でサプライズでつくった作品。うれしいです」と喜んだ。

 完走した任さんは「本当に力になった。これを見たら行けるところまで行こうと強い気持ちになれた」と家族の支えに感謝した。

 表彰式後は宮古高校ダンス部によるアトラクションが行われた。迫力のダンスパフォーマンスを披露してイベントに花を添えた。

 最後は抽選会。ランチバイキング券や飲料、商品券などのほか航空券が当たるとあって盛り上がった。

 最後に最高賞品の那覇-羽田または大阪の往復航空券を当てたのは平得あいるさん(7)。「当たってうれしい。東京に行ってみたいです」と笑顔だった。

 感謝の集いは最後まで盛況だった。大会当日、ゴールした選手のサポートに当たった宮古高校2年の源河葵さんは「外国人も含めていろいろな選手と交流ができることが楽しい。『おめでとう』『おかえり』って選手を迎えることができて感動しました。来年も参加したい」と話していた。


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