華やかにレッドカーペット/沖縄国際映画祭
豪華芸能人ら彩る
【那覇支社】18日に開幕した第11回沖縄国際映画祭「島ぜんぶでおーきな祭」(同実行委員会主催)の最終日を飾るレッドカーペットが21日、那覇市の国際通りで行われた。有名俳優やお笑い芸人、監督など豪華ゲストが登場し、通りを華やかに彩った。有名芸能人を一目見ようと、会場は県民や観光客ら多くの観衆で埋め尽くされた。
同映画祭では、特別招待部門で9カ国から14作品、国内からは特別上映の13作品を含む8部門69作品が那覇市の「桜坂劇場」などの各会場で公開されたほか、コンサートなど関連イベントも各地で催された。主催者発表によれば、映画祭開催期間中4日間の総動員数は約30万人に達した。
21日正午に始まったレッドカーペットには、出品作品に出演した俳優やお笑い芸人、監督らのほか、映画祭を支援する県内市町村や団体・企業の「応援団」ら総勢135組1433人が登場した。会場には約9万2000人(主催者発表)の観衆が集まり、有名俳優らが通過すると、黄色い声を上げて大きな声援を送っていた。
話題作となった映画「洗骨」の監督・脚本を手掛けた県出身お笑いタレント照屋年之(ガレッジセール・ゴリ)さんや、映画に出演した俳優の奥田瑛二さん、水崎綾女さん、山城智二さん、同映画の主題歌も歌った古謝美佐子さんらもレッドカーペットの上を歩き、集まった多くの観衆に手を振りながら笑顔で声援に応えていた。