6月23日に合同開催
戦没者追悼・平和祈念式/実行委総会
宮古島市全戦没者追悼式及び平和祈念式が6月23日にマティダ市民劇場で行われる。同実行委員会(委員長・下地敏彦市長)総会が24日、市役所平良庁舎で開かれ予算や式次第などを全会一致で承認した。
追悼式及び平和祈念式は戦争の惨禍を風化させず、後世へと引き継ぐことなどを目的に開催している。
以前は各地域にある慰霊碑の前で行われていたが、遺族の死去や高齢化で年々参加者が減少。また、厳しい暑さの中で喪服を着ることも出席を控えさせる要因となっていた。このため15年度からは合同で開催している。今年で5回目。
式は午前11時開場、同11時50分から開始する。
下地市長の式辞に続き、正午に黙とうをささげ、市戦没者遺族会の川満俊夫会長が追悼の言葉を述べる。
小中高校生が平和を考える作文を朗読した後、下地市長や宮國博教育長ら代表者が献花。下地市長が平和メッセージを述べる。閉式後に参列者の献花が行われる予定。
総会の冒頭あいさつした下地市長は「委員の皆さんの協力をいただきながら、平和の式典を進めていきたい」と述べた。