下地さん県大会で連覇/ボウリング・ハイシニアの部
第51回全沖縄シニアオープンボウリング選手権大会(主催・県ボウリング連盟)が21日、石垣市で行われ、宮古クラブの下地淳一さん(67)が個人戦のハイシニアの部(満65歳以上)で前大会に続き連覇を達成した。下地さんは「表彰台には上がりたいと思っていたが、まさか優勝できるとは」と喜んでいる。
ハイシニアの部には県内から19人が出場。予選(6ゲーム)と、上位6人による決勝(3ゲーム)のトータルで競った。
下地さんは予選、決勝トータル1863点をマークし優勝。2位とはわずか2ピン差だった。
下地さんは24日、練習場の宮古ボウリングセンターで報告会を開き、「連覇は気にせずに予選通過だけを考えて臨んだ。スパット(レーン途中の三角形の目印)を目指して球を落とし、曲がり具合にうまく対応できた。イメージとレーンコンディションがぴったり合った」と勝因を語った。
ボウリングを本格的に始めたのは40代前半。平均スコアは185点で、2012年の大会ではパーフェクトを達成した。
ボウリングの魅力を「天候に左右されずにプレーできることと、若い人と一緒に勝負ができて健康維持にもつながる」と話した。
県ボウリング連盟宮古支部で宮古クラブ会長の川満寛一さんは「会長として誇りに思う。若手や同年配の人たちへの励みにもなる」とたたえた。