社会・全般
2019年4月27日(土)8:55
水難事故防止へ一丸
GWでビーチパトロール/防止推進協
市水難事故防止推進協議会(会長・下地敏彦市長)は26日、水難事故防止海浜パトロールを実施した。各ビーチを回り、観光客らにシュノーケリングやダイビングの注意点などを記したパンフレットを配布。「ゴールデンウイーク(GW)中、宮古島の海で安全にマリンレジャーを楽しんでほしい」と呼び掛けた。
市や宮古島警察署、宮古島海上保安部、各漁協、宮古島地方気象台、マリンレジャー関係組合などが参加し、4班に分かれてパイナガマビーチや砂山ビーチ、前浜ビーチ、新城海岸などで実施した。
出発式が市役所平良庁舎で行われ、下地市長(代読)は「悲しい事故が繰り返されないよう、関係機関と連携を密にして取り組みや啓発を進めていきたい」と協力を呼び掛けた。
宮古島署によると、昨年の水難事故は11件発生し4人が亡くなり、1人が行方不明となっている。今年4月23日現在では1件1人が亡くなっている。
同署では、水難事故はGWが始まる4月末から夏休みの8月末に多くなることから、この期間での啓発活動が重要だと話している。