社会・全般
2019年5月1日(水)8:56
防災で連携確認/気象台と多良間村 ホットライン訓練
災害時に情報と危機感を共有する「ホットライン訓練」が4月25日、宮古島地方気象台と多良間村役場を結んで行われた。白川嘉茂台長と伊良皆光夫村長が電話で直接連絡を取り合い、防災態勢の強化を図った。
気象台は同日午前11時、暴風、波浪、高潮、大雨の特別警報発表の可能性があることを同村に伝えた後、白川台長が伊良皆村長に「これまでに経験したことのないような異常現象に最大限の警戒をするようお願いする。対策はすでに取られていると思うが、万一取られていなければ速やかに対応してほしい」と伝えた。
訓練はどこにいても連絡が取れるようにと、互いに携帯電話で行った。
この訓練は気象台が特別警報や警報などを発表する際に互いに連絡を取り合い、村が避難勧告、指示等の判断や防災態勢の検討に役立てることなどを目的に行われている。