GW、プールに歓声/各行楽地にぎわい
大型10連休 折り返し
平成から令和への代替わりに沸く今年のゴールデンウイーク(GW)。宮古島市の各行楽地は連日多くの親子連れや観光客でにぎわいを見せている。きょう3日からは入場料を無料にしたり、割り引いたりする行楽施設も。GW後半も子供たちの歓声が響きそうだ。
ほぼ終日曇り空だった2日。うえのドイツ文化村で弁当を囲んでいたのは喜久川和史さんの家族。妻の愛音さんがつくった手作り弁当をおいしく食べた。長男の燿(あき)君(7)、長女のりずさん(6)、次女のららちゃん(2)の子供3人は満足顔。家族水入らずの楽しい時間を過ごした。
連休中も仕事が多い和史さんは「ゆっくりと家族で楽しみたい」、愛音さんは「この広場に移動遊園地が設置される日曜日にも子供を連れて来ます」とそれぞれ笑顔だった。
茨城県日立市から訪れた菅原鉄平さん(44)の家族は保良泉ビーチのプールで初泳ぎを楽しんでいた。
菅原さんは「のんびりできる島。海もグアムやサイパン、ハワイよりもきれい」と自然環境を絶賛。長男の颯真(そうま)君(5)と泳いでいた妻の美由紀さんも「こんなにきれいな海は初めて見ました」と話した。
連日多くの親子連れでにぎわっているのが上野にあるリフレッシュパーク(プール)。多いときは1日に300人を超える来場があるという。
孫2人と遊んでいた友利忠晴さん(57)は「子供が好きだからいくらでも遊んでいられる」と、まだ8カ月の蓮(れん)君を抱きながら話していた。
海中公園の健康ふれあいランド公園には宮國将吾さん(29)、千尋さん(36)、剛丞君(5)、杏虹ちゃん(4)、心歌ちゃん(5カ月)の5人家族がピクニックに訪れた。剛丞君はクライミングに挑戦し、「連休中は毎日が楽しい」と笑顔だった。
今年のGWは、4月27日から5月6日まで。新天皇の即位日が祝日扱いになることから、祝日法の規定で30日と5月2日も休日となり、10連休が実現した。