春風に吹かれ1000匹舞う/うえのドイツ文化村
健やか成長願い掲揚/鯉のぼりフェスト開幕
大型連休後半に入った3日、「鯉のぼりフェスト2019」(主催・うえのドイツ文化村イベント実行委員会)が、うえのドイツ文化村で始まった。6日まで。令和最初の同フェストには多くの観光客や家族連れがイベントを楽しみ会場はにぎわった。午後2時ごろには会場を訪れた子供たちがこいのぼり約200匹を掲揚した。イベント会場には、子どもたち手づくりのこいのぼり約100匹を含むおよそ1000匹が舞った。ステージではみやこ少年少女合唱団の合唱に続き、新体操チームなどのアトラクションが披露され、同フェストに花を添えた。
会場となったドイツ村の芝生広場にはキッズビレッジ(移動遊園地)が特設され、パイレーツスライダーや電動カー、トランポリンなどを楽しむ子どもたちの歓声が響いた。移動遊園地(有料)は6日まで、午前10時から午後6時まで利用できる。
家族5人でイベントを楽しんでいた砂川亮太郎さん(35)家族は「子どもたちもこのイベントを楽しみにしていた。毎年のように来ている。子どもたちは移動遊園地も楽しんだ」と、一家でイベントを満喫していた。
同フェストは、子供たちの健やかな成長などを願い、こいのぼりを掲げながら憩いの場を提供するとともに、市民と観光客らの交流を図り、宮古島の活性化に寄与することを目的に、毎年開催されている。