紙ヒコーキ全国準V/滞空時間14・78秒
平安山君「来年は1位になる」
室内での滞空時間を競う第2回JAL(日本航空)折り紙ヒコーキ全国大会で城辺小5年生の平安山英劉(える)君が準優勝した。記録は14・78秒で、「来年は1位になれるように練習を頑張る」と話した。
大会は4月13日に東京で行われ、全国カ所の予選大会を勝ち抜いた68人と、第1回目の優勝者を含めた総勢70人(小学生以下の部と一般の部)が出場。自作の折り紙ヒコーキを、体全体を使って遠くに飛ばせて、飛行時間の長さを競い合った。
平安山君は、昨年行われた宮古島地区予選で優勝した。宮古は折り紙ヒコーキ大会の実績があるため、県大会を経ずに、宮古地区予選の優勝者が全国大会に出場することができるという。
平安山君は8日、市役所城辺庁舎で宮國博教育長に準優勝を報告。「自己記録には届かなかったけれど2位になれた。目標は表彰台だったので達成できてうれしい」と喜びを話した。
兄の莞吹君は全国出場経験者、父親の裕作さんは宮古島地区予選上位入賞の常連で、家族ぐるみで折り紙ヒコーキの技を磨いているという。
宮國教育長は「おめでとう。一生懸命勉強して、今度はパイロットになって本物の飛行機を操縦してほしい」と激励した。
折り紙ヒコーキ協会宮古島支部長の友利正治さんも同席し「開会式では選手宣誓も行い結果も出した。強いハートの持ち主」とたたえた。
JALグループの日本トランスオーシャン航空(JTA)宮古支社長の小堀健一さんは「全国2位は素晴らしい。今年は多良間を含めたオール宮古島大会を開催しさらにステップアップしていきたい」と話した。