社会・全般
2019年5月9日(木)8:55
全国空港でシステム障害/日航
宮古発着便の一部に遅延
8日午前6時50分ごろ、日本航空やグループ航空会社の搭乗手続きなどを扱うサーバーに障害が発生し、全国の空港で約2時間、自動チェックインなどができなくなった。影響が及んだのは国内線のみで、この間、手続きを手作業に切り替えて対応したが、受付カウンターの混雑などで出発便に欠航や遅れが出た。日本トランスオーシャン航空(JTA)広報室によると、宮古空港発着便に欠航はなかったものの、午前の那覇発・宮古行きなどの一部の便で出発時間が最大約45分遅れた。
日航によると、国内線のチェックインシステムにトラブルが発生。各空港で無人カウンターでの座席指定や、チケットレスでの保安検査場入場ができなくなった。有人カウンターで紙のチケットを発行して対応したが、手続きに時間がかかり行列ができた。
この影響で、羽田発大阪・伊丹行きなど計便の欠航が決定。影響は約2490人に及び、約80便で最大約2時間20分の遅れが生じた。
不具合を起こしたのはサーバー2台のうち1台。原因は調査中という。