南の島で観客6000人熱く/ロックフェス
ビギン、モンパチなど出演
ミヤコ・アイランド・ロック・フェスティバル2019(主催・同実行委員会)が11日、平良港トゥリバー地区で開催された。県出身のビギンやモンゴル800ら国内の人気アーティストが出演。夏を思わせる日差しの下、熱い演奏で島内外から来場した約6000人(主催者発表)の観客を熱狂させた。
ビギンが初出演、18年に10年ぶりのツアーを再開させたエルレガーデンが出演するなど話題豊富に会場を盛り上げた。
トップを飾ったのはモンゴル800。ギターの儀間崇さんが体調不良で出演が見送られサポートギターを迎えてのステージとなったが、「あなたに」や「小さな恋のうた」、「オキナワコーリング」などのヒット曲を次々と演奏した。
その後モノアイズやクロスフェイス、04リミテッドサザビーズ、ブラフマン、ウーバーワールドが登場。そしてビギン、最後にエルレガーデンがステージで演奏を披露すると会場は最高潮に達した。
娘と来場した山下美由紀さん=石川県=は3年ぶり3回目の来島。「宮古のフェスは自然を楽しむことができ、地元の人の人柄が良くて、雰囲気が気持ち良い。日常を忘れられるところが素敵」と話した。
昨年4月から宮古島で暮らしている兵庫県出身の田中聡さん(29)=平良=は初めての来場。「エルレガーデンのファンで彼らが出演すると聞いて見に来た。まさか宮古島でライブを見ることができるとは思ってもみなかった」と笑顔だった。