1戸2割増頭推進へ
和牛組合城辺支部
総会で事業計画など承認
宮古和牛改良組合城辺支部(松川晋支部長)の第39回総会が16日、城辺公民館であった。1戸2割増頭運動や競り市出荷牛の削蹄推進などを柱とする2019年度事業計画を決めた。前年度に優秀な子牛を生産した農家も表彰した。
和牛改良組合城辺支部の前期肉用牛競り実績は、子牛1頭平均価格で去勢が75万5000円、雌は62万5000円だった。販売頭数は1902頭だった。
総会の冒頭で、松川支部長は「量、質兼備の活気ある競り市場づくりに向けて組合運営に取り組んでいきたい」と決意を述べた。
総会では、前年度の事業報告と決算、新年度の事業計画案と予算案並びに組合費の賦課及び徴収方法案を審議し、それぞれ全会一致で提出議案を認めた。
新年度事業計画の活動方針には「宮古の改良方針を順守し、増体がよく肉質の優れた市場性の高い素牛生産を実践する」と明記。重点事項に▽優良雌子牛の保留推進▽先進地視察研修▽計画交配の推進▽削蹄推進-などを盛り込んだ。
予算は177万円。収入は組合費約136万円、助成金約15万円などで編成した。子牛共進会の開催や視察研修などで活用する。
奨励賞及び特別賞を受賞した組合員は次の皆さん。
【優良子牛生産奨励賞】福里正広、新福畜産、石垣知厚、下地武廣、島尻直人、池原孝記、友利好壱、砂川博一、宮国旭、川満孝信、本永清雄、野原英紀
【優良母牛生産奨励賞】石垣知厚、長浜健三、砂川雅一郎、狩俣和男、松川晋、與那覇敦、松川博和、上地忠夫、高江洲秀明、平良隆則、新城孝浩
【特別賞】砂川雅一郎(県畜産共進会出品者)
【肉用牛振興功労賞】新城健
【支店長賞】大浦勝江