子供たちの未来のために/沖縄セルラー
「こどもみらい」へ支援金
沖縄セルラー(湯淺英雄社長)は17日、市ひらら児童館で「沖縄セルラーこども基金」を一般社団法人沖縄こどもみらい創造支援機構に贈呈した。同社の渡具知武之執行役員から同機構の新城宗史理事長へ支援金が贈られた。
渡具知執行役員は「地元企業として地域のために基金を立ち上げた。子供たちの未来のために役立ててほしい」と目録を手渡した。
新城理事長は「これからも子供たちに寄り添い、子供たちがこの地域に生まれて良かった思えるように有効活用したい」と感謝した。
この後、同社は市役所平良庁舎を訪れ長濱政治副市長に子供の貧困問題解消に向けての活動内容を報告した。
長濱副市長は支援に感謝し「これからも活動を頑張ってほしい」と激励した。
同社は県の子供の貧困率が29・9%(15年調査)で全国の1・8倍という現状を踏まえ、子供たちの笑顔のために3年前にこの基金を設立。これまで団体に支援をしている。
それ他にも高校のない離島の中学生に高校進学時にスマホを提供。卒業までの3年間の通話・通信料を免除するなどの支援も行っている。