ジュニアリーダー制度学ぶ/少年団体育成者研修会
市少年団体育成者研修会(主催・市教育委員会)が17日、JTAドーム宮古島で行われた。子ども会の育成者や会員らが多数参加し、中学生らが活動の中心となるジュニアリーダー制度について理解を深めた。
県子ども会育成育成連絡協議会の大城一之副会長が、地域交流と自立する子ども会について講話した。大城副会長は、金武町での取り組みを中心に紹介。中学生らが各種行事を運営していることを報告した。
ジュニアリーダーの利点としては▽自信と誇りを持って活動する▽資質向上を図る▽共助の心を育てる▽知識と経験を備える-を挙げ、「大人は見守るだけ。子どもたちが自主的に動く。次のリーダーも育つなど、金武町ではうまく回っている」と強調した。
大城副会長は、子ども会での活動を安全に行うために、危険予知トレーニングに力を入れていることも説明した。
主催者を代表して市教育委員会生涯学習部の久貝喜一次長は「この研修会を今後の活動に役立ててもらいたい。互いに楽しみながら実りある研修にしよう」と呼び掛けた。
同研修会は、子ども会育成者としての知識の向上を図り、保護者や地域など関係機関と連携・協力して、会の育成活動に役立てることが目的。