体育館は315人が利用/大型連休の体育施設
民間運営、好調な滑り出し
市の体育5施設を管理する市スポーツ協会(砂川恵助会長)は18日までに、大型連休中の総合体育館と陸上競技場の施設利用状況をまとめた。総合体育館は315人、陸上競技場は421人が利用した。体育施設の祝日開場は今年度から本格的にスタートした民間ならではの取り組みで、利用する市民や関係団体の評判はすこぶる良いようだ。
スポーツ協会は4月から体育館と陸上競技場のほか市民球場、多目的前福運動場、多目的屋内運動場の5施設を管理している。
今年の大型連休では児童生徒を対象に午前中の施設を無料で開放。競技人口の底辺拡大を狙って独自の企画を打ち出していた。
これらが奏功し、体育館の利用者は300人を超えている。ラージボール卓球やバドミントンの利用が多い。家族での利用や観光客の入場もあったという。
陸上競技場はインターハイ県予選を控えた高校生らの利用が多かった。一般ではトレーニング室を利用する市民が多く、266人が体づくりに汗を流した。
総合体育館をよく利用する宮古島ラージボール卓球協会の高見徹理事長は「祝日も開けてくれるスポーツ協会の皆さんの柔軟な対応はありがたい。祝日に体を動かせる場所があるということはとても良い」と祝日開場の取り組みを喜んだ。
市陸上競技協会の本村邦彦会長も「インターハイ県予選前の高校生のほか、市民の健康づくりのためにも大変良いことだ」と祝日開場のメリットを挙げた。
市スポーツ協会の砂川会長は「多くの人が連休中も体を動かしたいと思っていることの表れ。市民のニーズに応えて運営していくという私たちの務めを全うしていきたい」と話した。