社会・全般
2019年5月19日(日)8:57
ライトアップお花見
サガリバナテストツアー/MEC
宮古島環境クラブ(MEC、下地邦輝会長)は18日夜、「サガリバナの花見テストツアー」を平良添道の群生地で開いた。サガリバナを発光ダイオード(LED)で照らし、幻想的な雰囲気を演出。柔らかな芳香も放ち、訪れたカップルや家族連れらを楽しました。19日は「朝の花見」と題して、午前7時30分(受付午前7時)から実施する。
「夜のテストツアー」では、遊歩道の両側に自生、栽培約200本のサガリバナのうち、花を咲かせている約15本をライトアップ。ガイドが「一夜限りに咲く幻の花」といわれるサガリバナの特徴などを紹介した。
ライトアップは毎年、6月下旬から7月初めまで開催している。同クラブでは、その期間以外にも開花が楽しめるようなプログラムを計画しており、今回はそれに向けて試験的に実施した。
神奈川県から今年3月に移住したという湯野まりさん(33)は「見れば見るほどきれいな花。気品があり、不思議な雰囲気に浸れる。宮古に住んでいるので、機会あるごとに足を運びたい」と笑顔だった。