狩俣さんに「個人功労」/安全なまちづくり功労者等表彰式
防犯協会西原支部も表彰
【那覇支社】犯罪のない社会の実現に積極的に取り組む個人や団体を表彰する「2018年度ちゅらうちなー安全なまちづくり功労者等表彰式」が21日、那覇市で開催され、宮古地区からは個人功労に狩俣勝成さん(49、平良東仲宗根)が、団体功労で宮古島地区防犯協会西原支部が表彰された。県全体では21個人と21団体が選ばれた。
表彰式後、西里通りや市場通りなどを毎日30分ほど歩いて見回り活動を続けている狩俣さんは「大勢来られている観光客の皆さんに安全で安心な宮古島をアピールするためにも、今後も地域の方々と協力しながら頑張っていきたい」と意気込みを語った。
玉城デニー知事(代読・謝花喜一郎副知事)は「日頃から地域のパトロールなどに積極的に取り組み、防犯意識の高揚や青少年の健全育成に尽力されていることに感謝する」「今後も安全なまちづくりに関する施策に取り組んでいく」とあいさつした。
県では、犯罪のない安全で安心して暮らせる地域社会の実現を目指し、2004年4月に「ちゅらうちなー安全なまちづくり条例」を施行。県知事を会長とする「ちゅらうちなー安全なまちづくり推進会議」を設置して、各種施策に取り組んでいる。