1日に1.4人が出生/「統計みやこじま」
転入が転出上回る/結婚は1カ月31・5組
宮古島市では1日に1・4人の子どもが生まれ、1・7人が亡くなっている。転入は1日に8・3人いて、7・3人が転出している。結婚は1カ月に31・5組、離婚は10・8組いることが、市発刊の「2018年度統計みやこじま」で分かった。
収録した内容は主に18年(1月~12月)、17年度(17年4月~18年3月)で、市の人口や経済、教育、福祉などの各分野にわたる基礎的な統計資料を総合的にまとめた。
それによると、18年12月末時点の人口は前年度同期を183人上回る5万4625人(男性2万7315人、女性2万7310人)で2年連続増加した。出生数は死亡数を下回ったものの、転入数が転出数を上回ったことが要因。
総人口のうち14歳以下の「幼年人口」は8629人(男子4399人、女子4230人)で、総人口に占める割合は15・8%。
15歳~64歳の「生産年齢人口」は3万2003人(男性1万6564人、女性1万5439人)で総人口に占める割合は58・5%。
65歳以上の「老齢人口」は1万3993人(男性6352人、女性7641人)で25・6%となっている。
出生数は前年度に比べ23人減の515人。死亡数は21人増の637人で、自然増減数はマイナス122人となった。
転入数は前年度比315人増の3035人。転出数は160人増の2672人となり、社会増減数はプラス363人。
婚姻数は前年度に比べて52組減の378組。離婚数は12組減の129組だった。
交通事故発生件数は44件増の137件で、1カ月に11・4件発生。刑法犯(殺人、強盗、窃盗など刑法等の法律に規定する犯罪。交通事故は含まない)発生件数は29件減の274件で1日当たり0・8件。
中学から高校への進学率は97・9%。高校から大学などへの進学率は35・0%だった。