05/05
2025
Mon
旧暦:4月7日 仏滅 癸 
産業・経済
2019年5月23日(木)8:58

県協議会が設立総会/「和牛オリンピック」に向け

砂川和牛組合長ら参加


全国和牛能力共進会鹿児島大会に向けてガンバロー三唱する出席者=22日、那覇市

全国和牛能力共進会鹿児島大会に向けてガンバロー三唱する出席者=22日、那覇市

 【那覇支社】5年に1度の「和牛のオリンピック」ともいわれる全国和牛能力共進会(全共)が2022年度は鹿児島県で開催されるのに向け22日、県協議会設立総会が那覇市のJAおきなわ会館で開かれた。JA関係者や生産者代表、行政担当者ら約100人が出席した。総会後、宮古和牛改良組合の砂川栄市組合長は「宮古から優勝する牛を出したい」と語った。

 全国和牛能力共進会は、和牛の品質向上などを目指し、優秀な素材を生産・発掘するのが目的。鹿児島大会のテーマは「和牛新時代 地域かがやく和牛力」となっている。

 総会では、発起人を代表して県家畜改良協会の伊保俊彦会長が「生産農家の出品に向けた取り組みを強化し、県産和牛が上位入賞を果たすことで、県産和牛の評価が上がり農家所得の向上などに結びつく。上位入賞に向け早期に取り組もう」と呼び掛けた。

 同協議会では、6月上旬に第1回出品対策会議を開き、肥育部門交配種雄牛の選抜や出品区の選定など行う予定。また、宮古地区などの県内改良組合では、肥育部門の種付け、肉牛の部産子調査、出品候補牛の巡回指導など,鹿児島大会への出品体制を整えていくことにしている。

 総会には、砂川組合長や荷川取広明副組合長ら計6人が参加。砂川組合長は「宮古地区では部類別の牛も選抜されているので、その牛にいかに上等な種牛を付けるかが課題になっている。宮古から優勝する牛を出したいと組合員はみんな頑張っている」とアピールした。

 このほか、総会では同協議会の役員として、会長に県家畜改良協会の伊保会長、副会長に県農林水産部の長嶺豊部長やJA沖縄中央会の砂川博紀会長ら6人を、名誉会長には玉城デニー知事を選任した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年5月1日(木)9:00
9:00

子どもは無料や半額

児童福祉週間で各施設   最大11連休となるゴールデンウイーク(GW)が始まっている。入域観光客数がコロナ禍以前に戻りつつある宮古島では多くの観光客が訪れ、各空港が混雑しているほか、島内各地の行楽地では観光客に加えて地元の家族連れなどでにぎわいを見せ…

2025年4月23日(水)9:00
9:00

多良間島、3部門で上位/マリンダイビング大賞

「初めて行きたいエリア」1位/スキューバダイビング専門ウェブサイト   【多良間】年間125万人が利用するスキューバダイビングの専門ウェブサイト「マリンダイビングWEB」が発表した「マリンダイビング大賞2024」の年間ランキングで、多良間・水納島が「…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!