「積極的にチャレンジ」
県同友会宮古支部 総会で決意新た
県中小企業家同友会宮古支部(上地和彦支部長)の第27回総会が25日、平良のパン工房「アダナス」内にあるレストランで開かれた。会員多数が参加し、2019年度予算など5議案を全会一致で承認した。任期満了に伴う役員改選で上地支部長を再任した。任期は1年。
上地支部長は、宮古島の大型公共工事やホテルの建設ラッシュ、有効求人倍率が過去最高の2・04倍などの現状を踏まえた上で「私たち中小企業家も新たな変革の時を迎えている。働き方の意識や実際の対応も視野に入れながら生産性の向上につなげ、変化する経営環境に強い意志を持って、積極的にチャレンジし乗り越えていかなければならない」と決意を新たにした。
沖縄同友会の赤嶺剛副代表理事は「宮古の経済は活況を呈しており、楽しみである。こういう機会に企業の体質を見直し次につなげていく」と述べた。
新年度活動方針のスローガンは「新しい時代へ、島の新たな価値の創造、中小企業の果たす役割とは!」。
総会後、ITAC社長の糸数久美子さん(沖縄同友会・相談役)が「選択の積み重ねがあなたのブランド力になる~Yesが見せてくれる景色~」と題して記念講演した。
新役員は次の通り。
支部長=上地和彦(農事組合法人まるごと宮古島)▽副支部長=砂川淳一(KTSコーポレーション)、砂川幸男(ひろし不動産)▽幹事長=西川貞治(ブルーファーム)