企業訪問で協力要請へ/赤十字市地区奉仕団
活動資金募集出発式
日本赤十字社沖縄県支部宮古島市地区(地区長・下地敏彦市長)の2019年度赤十字奉仕団活動資金募集出発式が30日、市役所平良庁舎1階ロビーで行われた。資金募集のため企業を訪問する市地区赤十字奉仕団員に対し下地市長は、赤十字の活動趣旨を周知させ、活動資金募集への協力を呼び掛けるよう要請した。
出発式であいさつに立った下地市長は、昨年の宮古島市地区での活動資金全体の約3割が企業から寄せられたことを紹介。「企業訪問を通して赤十字活動への理解と協力をお願いしているのが皆さんの活動。赤十字活動の大きな力となっていることに心から感謝したい」と奉仕団の活動に謝意を述べた。
市地区赤十字奉仕団の仲原良弘委員長は、集められる資金は自然災害対応や被災者への救援物資、医療救護活動などに充てられることを説明し「その資金のお願いに私たちが企業の皆さんのところを訪問したい」と語った。
2019年度の活動資金募集の目標額は810万9000円。18年度は目標額810万9000円に対し、実績は602万6926円で、達成率は74・3%だった。