趣向凝らした舞披露/宮古地区婦人連合会
第53回婦人の演芸会
第53回婦人の演芸会(主催・宮古地区婦人連合会)が2日、マティダ市民劇場で開催された。「人と人、心と心をつなぐ地域婦人」がテーマ。各地の婦人会や賛助出演団体が琉球舞踊や創作舞踊などを次々と披露した。会場を埋め尽くした大勢の観客は趣向を凝らした演目を楽しみ、大きな拍手を送った。
演芸会は、宮古地区婦人連合会役員による「トウガニあやぐ」で幕開け。優雅な舞いを披露し、観客を魅了した。
佐良浜学区はそろいの法被を身にまとい、北島三郎の「まつり」に合わせて豪快に踊った。ステージ脇では大漁旗が振られ、にぎやかな雰囲気に包まれた。
フィナーレは出演者全員が登場し、創作舞踊「宮古島で恋したら」などを踊った。ステージと観客席が一体となって盛大に幕を閉じた。
主催者を代表して島尻清子会長は「連合会は創立年を迎える。今後も会員が手を取り合って活動したい。最後までゆっくり楽しんでほしい」とあいさつした。
下地敏彦市長と宮國博教育長も駆け付け、それぞれの地域で活躍する婦人たちのさらなる飛躍に期待を寄せた。
同連合会は、豊かな地域づくり、婦人の資質向上を目指し男女共同参画社会への発展を目標に、地域に根ざす活動を展開している。