極東、下崎建設を表彰
県宮古土木事務所
優良建設工事たたえる
2019年度優良建設業者等表彰式が13日午後、県宮古合同庁舎であり、極東建設(松原成忠社長)と下崎建設(下地哲也社長)に宮古土木事務所長表彰が贈られた。県土木建築部発注の建設工事で優秀な成績を収めた。優良技術者で極東建設の長崎勉さん、下崎建設の奥平善真さんの2人にも表彰状が手渡された。
極東建設は2017年6月から18年10月にかけて池間大橋補強工事を実施。下崎建設は18年12月から19年3月まで宮古空港ゴム除去工事を請け負い、それぞれ優秀な成績を挙げた。
表彰式では、県宮古土木事務所の平良勝一所長が両社の代表と優良技術社員に表彰状を手渡した。
その上であいさつし、極東建設については「新技術の活用で施工方法にさまざまな工夫を施し、省力化及び品質の向上を図った」と高く評価。下崎建設の工事においては、「施工箇所が供用空港内で施工時間等さまざまな制限がある中、円滑に作業できるように施工計画段階から関係機関との調整を積極的に行い、安全管理も徹底し、滞りなく工事を完成させた」とした。
両社の仕事ぶりは「他の業者及び技術者のスキルアップ、ひいては宮古の建設業界全体の底上げに寄与するものだ」とたたえた。
表彰を受け、極東建設の松原社長は「表彰を励みにさらに研さんを積み、環境に優しく質に優れた施工に精進する」と決意。下崎建設の下地社長も「これからも技術の向上に努める。この表彰を励みに、頑張っていきたい」と話した。