会場には和の美を追究した会員の力作が展示されている＝14日、市総合体育館

　盆栽の秀作を一堂に集めた第23回日本盆栽協会宮古島支部盆栽展（主催・日本盆栽協会宮古島支部）が15日、市総合体育館玄関ロビーで開幕する。16日まで。

　会場には会員が愛情を込めて育てた応募作品16点が展示され、14日の審査では宮古島市長賞に池原一美さんの「ガジュマル」が輝いた。

　審査では出品作品16点のうち、12点が入賞作品に選ばれた。また、会場には今回初めて「ゴモジュの会」のミニ盆栽も展示されている。

　15、16の両日とも開催時間は午前10時から午後５時まで。15日は午前10時から盆栽技術講習会も行われる。

　同支部の平良隆支部長は「この盆栽展は市民にその美しさを知らせる良い機会であり、私たち会員もこれから盆栽の普及拡大と技術の向上を図っていきたい」と述べた。

　同展示会は、日本古来の伝統文化である盆栽の普及や愛好者の技術向上、会員の親睦を深めることなどを目的に開催している。

　入賞者は次の通り。（敬称略）

【宮古島市長賞】池原一美（ガジュマル）【宮古島市議会議長賞】砂川辰夫（タイワンオオクサギ）【県農業協同組合宮古地区本部長賞】下地徹（ガジュマル）【宮古島市文化協会長賞】砂川博一（琉球松）【県支部連合会長賞】津波古敏夫（ガジュマル）【宮古毎日新聞社長賞】池原健二（ハマシタン）【宮古新報社長賞】上地正義（ハマシタン）
　【宮古テレビ社長賞】池間俊昌（三点飾り・ハリツルマサキ）【宮古グリーンセンター社長賞】仲間源栄（オオハマボウ）【奨励賞】与那覇実（ガジュマル）▽平良隆（三点飾り・オオシマコバン）▽下地幸勇（ガジュマル）