新時代に「安全第一」継承
スローガンを指差呼称/宮古地区安全大会
2019年度宮古地区安全大会(主催・県労働基準協会宮古支部ほか)が14日、市城辺公民館で開かれた。事業主や労働者など約120人が参加し、指差呼称で全国安全週間のスローガンを確認。「すべての職場において災害ゼロを目指し、安全活動に取り組み、『安全第一』を新たな時代に継承していく」などとする大会宣言を採択した。
第92回全国安全週間は7月1~7日の期間に実施される。宮古地区では毎年、準備期間の6月に安全大会を開催している。スローガンは「新たな時代にPDCA みんなで築こうゼロ災職場」となっている。
主催者を代表して同協会宮古支部の上里明通支部長(代読・渡真利勝副支部長)が「好景気が続く宮古地区は人手不足が深刻な状況。忙しい時だからこそ、各職場で安全の重要性の認識をさらに図らなければならない」とあいさつした。
宮古労働基準監督署の新里隆署長は「労働災害は事前に安全対策を講ずることで防げる。宮古地区で働く者が健康で安心して働ける安全な職場づくりをお願いしたい」と呼び掛けた。
同署の労災・安衛課の城間豊和課長が安全週間の趣旨説明をしたほか、特別講演として沖縄産業保健総合支援センターの高良康雄さんがヨガの指導を行った。
最後は参加者全員で指差呼称を行った。声を合わせてスローガンを読み、「ゼロ災職場」の実現に向けて決意を新たにした。