自分に合う競技探そう/JAL・JTAスポーツ能力測定会
夢への挑戦後押し/元トップアスリートが助言
子どもたちが自分たちの可能性に気付き、夢に挑戦することを後押しする日本航空(JAL)と日本トランスオーシャン航空(JTA)主催の「スポーツ能力測定会in宮古島」が15日、JTAドーム宮古島で開催された。参加した子どもたちはスペシャルゲストの柔道家の篠原信一さんとバレーボール元日本代表の佐野優子さんの助言と応援を受けながら6種目の測定を行った。
この取り組みは、JALが2020東京五輪・パラリンピックに向けて取り組む「ネクストアスリートプロジェクト」の一環で、全国47都道府県の小学生から高校生までを対象に実施し、それぞれの特性に合った競技の紹介や各種アドバイスをする企画。
県内では昨年12月に那覇市で実施され、宮古島での開催は県内2番目となっている。
この日は、小学生から高校生までの約300人が参加し▽10メートルスプリント▽ジャンプ力▽反応ステップ▽スイングスピード-など6種目に挑み、その測定結果を確認した。
すべての種目の測定を終えた参加者たちは、会場でその結果を確認。それぞれがスタッフから正しい走り方やジャンプの仕方のほか「長所と短所」「自分に合ったスポーツ」についての助言を受けた。
それぞれの種目に挑戦する島の子どもたちを見た篠原さんは「スポーツをやっている子もやっていない子もみんな楽しんでいるので良かった。これまで特定のスポーツをしてこなかった子どもたちが何か自分に合ったスポーツを見つけることができればうれしい」と話した。
測定に挑んだ久松小学校4年の砂川実成さんは「とても楽しかった。水泳をやっているので今回の結果をこれからに生かしていきたい」と笑顔で話した。