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社会・全般
2019年6月16日(日)8:55

砂浜にイルカやカメ/渡口の浜でサンドアート

10月にイベント開催


渡口の浜で脚光を浴びるサンドアート作品。10月にはイベントが開かれる予定だ=15日、伊良部・渡口の浜

渡口の浜で脚光を浴びるサンドアート作品。10月にはイベントが開かれる予定だ=15日、伊良部・渡口の浜

 伊良部の渡口の浜で、サンドアートが注目を集めている。イルカやウミガメなど、海の生物を砂で精巧に造形するのが「宮古島でサンドアートを楽しむ会」の皆さんだ。10月にはサンドアート大会の開催を計画している。会長の知久博明さんは「渡口の浜ほど素晴らしい砂は他にない。この場所をサンドアートのメッカにしたい」と意気込む。

 知久さんは、東京在住だが、1年に8カ月ほど伊良部島に滞在し、渡口の浜でサンドアートを手掛けて観光客らを喜ばせている。

 そんな活動を知った友利企画の営業部長で観光協会元青年部長の立津烈さんら複数のメンバーが集まって楽しむ会を結成。15日には会員に名を連ねる江ノ島サンドドルフィンクラブのメンバーが下調べで来島して作品を作って見せた。

 砂を固めながらイルカを型取り、尾びれや背びれを立体的に表現。砂を丸めて作った目もそっと入れ込んだ後、こてを使って表面を滑らかにしていった。最後は作品の風化を防ぐために海水を吹き付けて完成。わずか30分ほどで姿を表した砂のイルカに、観光客らは驚きながら携帯電話のカメラを作品に向けていた。

 知久さんは「少しの助言があれば、子供から大人までみんなで楽しめるのがサンドアート。シーズンを問わず作れる」と話す。「渡口の浜の砂は日本一。この場所で大会を開き、サンドアートをますます盛り上げていきたい」と話した。

 サンドアートの大会は10月下旬の開催で調整している。一般の参加者がサンドアートアーティストの助言を得ながら砂の作品づくりに挑む。審査も行い、優れた作品を表彰する。


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