社会・全般
2019年6月18日(火)8:56
独禁法との関わり学ぶ/女性団体リーダー研修会
宮古島市女性団体リーダー研修会(主催・市教育委員会、共催・宮古地区婦人連合会)が16日、市下地公民館で開かれた。婦人連合会などから約20人が参加し、独占禁止法と日々の暮らしとの関わりについて理解を深めた。
講師を務めたのは内閣府沖縄総合事務局総務部公正取引室の福田秀一郎室長。「私たちの暮らしと独占禁止法の関わり」をテーマに講話した。
福田室長は「事業所間に競争があるため、より良い商品を安く買うことやサービスを受けられる。消費者が選択できることが重要だ」と強調。公正かつ自由な競争のルールとして独占禁止法があり、その審判役を務めるのが公正取引委員会であることを解説した。
同法では▽私的独占▽不当な取引制限▽不公正な取引方法▽企業結合-を禁じていると説明し、県内で発生した入札談合などの事例を紹介した。
参加者らは、メモを取るなど真剣な表情で講話に聞き入っていた。
研修会は、消費者セミナーを通して女性団体リーダーとしての知識の向上に努めるとともに、今後の地域活動の充実化を図ることを目的に開催された。