分別、再資源化チェック
建設リサイクル法でパト/宮古土木事務所など
宮古土木事務所(維持管理班・建築班)と宮古保健所(生活環境班)、宮古労働基準監督署は25日、建設リサイクル法に基づき宮古島管内で一斉パトロールを実施した。
建設現場で建設廃棄物の適正な分別解体・再資源化の取り組みをチェックして同法の周知を呼び掛けた。
この日実施したパトロール現場は、市総合庁舎建設工事(建築1工区)▽トヨタ改修工事(建物撤去および舗装)▽平良港(漲水地区)臨港道路(防波堤外)ブロック工事(第3次)-の3カ所で実施した。
出発式は、県宮古合同庁舎前で行われ、宮古土木事務所の平良勝一所長は「建設部署、環境部署、労働基準監督署の三者が合同パトロールを実施することで連携を深めることができる。さらに、県民に向けてリサイクル関連法令の周知が効果的にできると期待している」と述べた。
工事現場では、県の担当者らが現場責任者から建設廃棄物の分別解体の状況などを聞き取り調査した。
パトロールでは、適正な分別解体が実施されているか▽特定建設資材廃棄物について適正に再資源化が行われているか▽解体工事が建設業許可業者または解体工事業登録業者によって行われているか▽県知事などに対する事前の届け出が行われているか-の4項目の確認を実施した。