11/23
2024
Sat
旧暦:10月22日 先勝 庚 小雪
社会・全般
2019年6月27日(木)8:58

農作物の盗難被害防げ/就農青年らがパトロール

出発式で「ガンバロー三唱」を行う参加者たち=25日、県宮古合同庁舎玄関前

出発式で「ガンバロー三唱」を行う参加者たち=25日、県宮古合同庁舎玄関前

 2019年度「農業生産に係る一斉防犯パトロール」(主催・宮古地区就農青年クラブ連絡協議会)が25日、島内の平良、上野、下地の3地区で実施された。出発式が県宮古合同庁舎で行われ、同協議会の会員をはじめ宮古島警察署の署員、地区防犯協会のメンバーらが参加し、農業生産物の盗難被害の未然防止に向けて取り組むことを確認した。

 マンゴーの収穫が本格化する時期に毎年、実施されている同パトロールは今年で11回目で農業生産に係る防犯意識の向上と啓蒙(けいもう)が目的。出発式で同協議会の與那覇貴寛会長は「生産者同士で防犯意識を高め、パトロールを強化し絶対に盗難は許さないという気持ちを共有したい。生産者が汗水垂らして大事に育てた農産物や資材を守るため一致団結していこう」と呼び掛けた。

 マンゴー生産者を代表して宮古島マンゴー研究クラブの可部裕文会長は「今年は生産が早い傾向にある。毎年、マンゴーの盗難があるがパトロールを機に被害が無くなればと思う。生産農家としても防犯対策を心掛けていきたい」と述べた。

 このほか、宮古島警察署の上運天幸徳署長、宮古島地区防犯協会の前川尚誼会長、宮古農林水産振興センター農業改良普及課の名嘉真清美課長もあいさつし、全員で「ガンバロー三唱」しパトロールに出発した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!