社会・全般
2019年6月28日(金)8:56
18年度事業、決算承認/宮古島商工会議所議員総会
宮古島商工会議所(下地義治会頭)は27日、同所で第89回通常議員総会を開いた。2018年度の事業と決算のそれぞれ報告を行い、全会一致で原案通り承認した。
事業報告では人手不足への対応などを市に要望したことや、海びらき、全日本トライアスロン大会などの各種イベントの後援または運営協力などを行ったと説明した。
そのほか各種セミナーを開催し▽販路拡大▽雇用対策▽創業支援-に関する情報提供など「経営改善に向けた活動の充実に努めた」とした。
一般会計予算は収入5500万円、支出5422万円。差し引き78万円の黒字を計上した。
同会議所は18年度の総括として、下地島空港ターミナルが開業したことや国内外からの入域観光客数が100万人を突破したことなどを挙げ「国際アイランドに変貌を遂げようとしている」と強調。しかし、急激な変化に受け入れ体制の整備が追い付いていないことや、建築ラッシュによる家賃高騰、人手不足による労働力の確保などを課題として挙げた。