04/23
2025
Wed
旧暦:3月26日 仏滅 壬 
環境・エコ
2019年7月2日(火)8:55

協力企業を審査、認定/エコ推進本部

評価制度導入、情報発信へ


エコアイランド宮古島を推進する制度の概要等を確認した会合=1日、市役所平良庁舎

エコアイランド宮古島を推進する制度の概要等を確認した会合=1日、市役所平良庁舎

 市のエコアイランド宮古島推進本部(本部長・下地敏彦市長)の2019年度第1回会合が1日、市役所平良庁舎であり、民間のエコの取り組みを評価する制度の導入について一定の方向性を確認した。協力企業を審査の上で認定し、エコ推進に係る情報を発信してエコアイランドのブランド化につなげる。認定には3階級を設け、最高位の企業には「ゴールドスター」の認証が与えられる。早ければ年度内にも導入する。

 エコアイランド推進企業を認定する制度は、市民や観光客に接する機会が多い企業の民間力に着目。さまざまなシーンで情報を発信してもらい、エコアイランドとしてのブランド化を図る。これに伴う民間での取り組みの促進も狙う。制度名は「エコアクション・カンパニー認定制度」。

 制度の概要として認定は3階級。ブルースター、シルバースター、ゴールドスターに分類し、それぞれに設定される審査基準をクリアした企業を認証する。

 ブルーの審査基準は、賛同表明や店頭でのステッカー貼付、ホームページのリンクで認定の流れ。シルバーはブルーに加え、審査基準表に基づき点数化し、規定に達すれば認定する。

 ゴールドの審査はさらに厳しく、シルバーの基準を満たした上で、社会的貢献度等が審査対象となる。ゴールドの認定は早くても次年度以降の見通しだ。

 認定されたブルーの企業はオフィシャルサイトへ掲載、シルバーはエコアイランドの取り組みがブログ記事としてオフィシャルサイト及びエコ広報誌に掲載される。ゴールドはシルバーの特典に加え、動画を制作してサイトに載せる。

 具体的な制度設計は担当課で詰めるが、推進本部ではこういった制度の概要と方向性を確認した。

 また、持続可能な宮古島の実現に向けた人材育成プログラムの開発にも着手する方針を決めた。小学校から中学校まで連続性のあるプログラムを全校で実施することが柱で、今年度はワーキンググループを設置して基本計画をまとめる。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年4月23日(水)9:00
9:00

多良間島、3部門で上位/マリンダイビング大賞

「初めて行きたいエリア」1位/スキューバダイビング専門ウェブサイト   【多良間】年間125万人が利用するスキューバダイビングの専門ウェブサイト「マリンダイビングWEB」が発表した「マリンダイビング大賞2024」の年間ランキングで、多良間・水納島が「…

2025年4月16日(水)9:00
9:00

今年105回の入港予定

クルーズ船、昨年の2倍/平良港   今年一年間に平良港への入港が予定されているクルーズ船の回数は105回で、昨年の52回の2倍になることが那覇港管理組合クルーズ寄港予約管理システムのまとめで分かった。今年は1月1日の「コスタセレナ号」(11万4261…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!