最新医療器機を導入/中村胃腸科内科あす開院
平良下里に8日、中村胃腸科内科が開院する。6日、開院式と内覧会があり、多くの関係者が開院を祝った。診療は胃カメラ・大腸カメラ検査、エコー、一般内科、健康診断、生活習慣病の管理治療など。中村献院長(44)は「縁あって宮古島で開院することになった。地域医療に力を尽くしたい」と話した。
中村院長は兵庫県神戸市出身で琉球大医学部卒。県内で医療活動を行い、県立宮古病院、豊見城中央病院などで勤務した。一般内科、消化器内科が専門で胃カメラ、大腸カメラ、救急医療に携わってきた。トライアスロン宮古島大会では応援医師として医療救護部で活躍した。
新院では最新鋭のカメラを備え胃、大腸などの消化器検査を行う。
開院式で中村院長は「関係者のおかげできょうの日を迎えることができた。13年前に宮古病院で勤務し宮古の人たちの温かさに触れた。クリニックを開業するに当たって必要とされる所で開業したいとの思いもあった。宮古島の地域医療に貢献し、健診にも力を入れていきたい」と話した。きしもと内科医院の岸本邦弘院長が祝辞を述べた。
新院は平良第一小学校近くの旧下地内科医院。木・土曜日の午後、日曜日・祝祭日が休診。電話75・3232。