「離島の声政府に届ける」/安里氏総決起大会
21日に投開票が行われる参議院議員選挙の沖縄選挙区に立候補している安里繁信氏(49)=自民公認、公明、維新推薦=の後援会宮古支部総決起大会は11日、マティダ市民劇場で行われた。会場には、多くの支持者が詰め掛け「宮古にルーツを持つ安里氏を国会に送ろう」と気勢を上げた。
あいさつで安里氏は「これから沖縄は大切な時期を迎える。そのためにも右と左の対立ではなく前に進む政治をやりたい。未来を見詰めて、きょうよりもあすを豊かにする政治を実現していきたい」と訴えた。
その上で「責任政党の自民党と公明党が一緒になって沖縄の現状や厳しさ、県民の声を国に届けていくことが私たちの仕事だと思う。これから残された期間を保守の誇りを掛けて全力で走り抜くので、宮古の血が流れている私を国会で頑張らせてほしい」と決意を述べた。
同支部長の下地敏彦市長は「相手候補は『命どぅ宝』を強く訴えるが、命が大切なのは革新だけではない。それは当たり前のこと。大切なことはこの選挙で沖縄のための具体的な政策を掲げた政治をするのは安里さんだということ。対立の時代はもう終わり。原点に立ち返って。具体的な提言をする安里さんを勝たせてほしい。ぜひ、ここに集まった皆さんは周囲の人たちにも支持を呼び掛けて宮古の力を示してほしい」と訴えた。
さらに、西銘恒三郎衆議院議員と公明党の糸洲朝則県議、日本維新の会沖縄総支部代表の儀間光男参議院議員も激励のあいさつを行い「離島の思いを国政に届ける安里さんを勝たせてほしい」と訴えた。
最後は、詰め掛けた支持者と一緒にガンバロー三唱を行い、宮古にルーツを持つ安里氏の選挙戦勝利に向け、一致団結を誓った。