設立、交流40年を祝う/宮古テニス協
「先島親善」の歴史と共に
第40回先島親善テニス大会及び宮古テニス協会40周年記念式典(主催・同協会)が13日、市内の飲食店で開催された。宮古から29人、八重山から16人の計45人が参加して40年にわたる交流を祝った。
式典で同協会の根間秀二会長が「テニス協会発足と同時に40年間、八重山選手団とは長い絆をつないできた。積み重ねた歴史が永遠に続くようにジュニアを育成し、バトンタッチしたい」とあいさつした。
特別功労者で高田憲さんが、功労者で東舟道博昌さんと根間悦子さん、中村純子さんが表彰された。
高田さんは「上野野原の米軍基地のアメリカ人からウッドラケットを譲り受けたことをきっかけに、軟式から硬式テニスに切り替えた。40年前に協会を立ち上げ、5年先に活動を開始した八重山に教えを請うて歩んできた」と話し「八重山はジュニア育成が活発なので宮古も負けないように頑張ってほしい」と激励し、表彰に感謝した。
先島親善テニス大会は40年間で延べ人数が宮古から1261人、八重山から1534人、計2795人が参加している。
この日行われた第40回大会は八重山選手団が勝利した。対戦成績は宮古選手団の13勝27敗となった。
式典の後、同大会の表彰式と懇親会が開かれ、互いの親睦を深めていた。