友利珠瑛莉さん(北中3年)が金賞/中学生「海の絵画コン」
宮古地区から5人入賞
【那覇支社】今年度の「海の日」海事関係功労者表彰式典が19日、那覇市内のホテルで開催された。中学生が参加する第56回目の「海の絵画コンクール」では、宮古地区から、金賞(沖縄総合事務局長表彰)に北中3年の友利珠瑛莉さん、銀賞(沖縄海事広報協会長表彰)に平良中1年の立津史音君、銅賞(同)には平良中3年の立津光稀君と伊波佳音さん、北中3年の根間涼海さんの5人が表彰された。
表彰式で玉城デニー知事(代読・宮城嗣吉企画振興統括監)は「日ごろから海に関心を持ち、海を大切に思う気持ちが評価された。これからも海の恵みに感謝の気持ちを大切にして、将来を担う人材へと成長してほしい」と激励した。
金賞に輝いた友利さん(15)は受賞者を代表して謝辞を述べ、「作品を通して、海の魅力や海の良さをたくさんの人に知ってもらい、海をもっと好きになってもらえたら良い」と力強く語った。
表彰式に出席した友利さんは「受賞できるとは思っていなかったのでうれしい」と笑顔で語った。また、立津史音君(13)は「今後もいろんなコンクールに挑戦していきたい」と力を込め、立津光稀君(14)は「中学生として最後に賞が取れてとても良かった」と喜びを語った。
今年度は県内11校から64点の応募があり、その中から金賞1点、銀賞3点、銅賞6点、計10点が選ばれた。
今回の入賞作品は、今月22~26日までの間、那覇市おもろまちの沖縄総合事務局1階ロビーで展示される。
絵画コンクールの表彰式とともに行われた第11管区海上保安本部関係表彰では、海上保安協会沖縄宮古支部役員の美里直人さんが第11管区海上保安本部長賞を受賞した。