100万ドル夜景に魅了/香港モニターツアー
【香港で伊良波彌記者】 格安航空会社(LCC)の香港エクスプレス航空(本社・香港)は19日午後、下地島空港と香港国際空港を結ぶ路線を就航させた。初便にはモニターツアーに参加する旅行代理店や報道各社の関係者らが搭乗し、大都市への短距離の旅を満喫。高層ビル群の100万ドルの夜景に魅了され、思わず「きれい」と感嘆の声を上げていた。
下地島空港では初の国際定期便。週3便(火・金・日曜日)運航する。機材はエアバスA320型機(座席数180席)を使用。飛行時間は片道約2時間半。初便はほぼ満席だった。
香港を訪れるモニターツアーは、2泊3日の日程で実施され、同航空会社と下地島エアポートマネジメント(伴野賢太郞社長)が企画した。
初便で訪れた一行は2日目の20日は、香港最大の道教寺院、英国統治時代の名残を残す中環周辺、九龍島などで香港屈指の繁華街を見学する。絶品の中華料理店などが有名。3日目の21日に帰国する。
現地を案内している同航空アシスタントマーケティングマネジャーの稲田涼子さんは「宮古の皆さまに、乗り継ぎなしで気軽にお得に香港に遊びに来ていただきたい」と直行便の利便性を強調した。
同じく下地島エアポートマネジメント航空営業部課長の田島真一さんは「直行便の就航でとても便利になった。宮古圏域の方にも気軽に利用してもらえるよう、香港エクスプレス航空と一緒に盛り上げていきたい」と意欲を見せる。