平良女子、初の団体制覇/県中学卓球
男子は準V 九州大会に出場へ
宜野湾市で23、24の両日行われた第61回県中学校卓球競技大会で平良の女子団体が団体戦初出場で初優勝を成し遂げた。準優勝の男子団体とともにそれぞれ、県代表として来月開催される九州大会へ出場する。また、個人戦も女子の宮國悠乃(3年)と男子の牧志侑武(3年)がそれぞれ3位に入り、団体同様に8月に行われる九州大会に出場を決めた。
24日に帰島した部員らを保護者や学校関係者が宮古空港で盛大に出迎え、報告会を行った。
女子の宮良有津己監督は「もともとクラブチームで頑張っている部員たちが4人いて、レベルは高かった。今回、ようやく部員が増えて団体戦に初出場し、優勝できて良かった」と述べた。
さらに「県大会は試合を重ねるごとに良くなっていった。九州大会では上位入賞を目指すがまずは一勝を目標に頑張りたい」と話した。
女子の主将で、個人でも3位に入った宮國は「苦しい試合もあったが応援の後押しを受けて優勝できた。九州大会では良い結果を目指して頑張りたい」と意欲を示した。また、男子の本村凌主将も「今回は準優勝だったが、九州大会では県制覇したチームよりも上位を目指して頑張りたい」と述べ、九州大会への決意を示した。
そのほか、男子個人3位の牧志も「県大会では終盤に攻めきれない部分があった。九州大会では勝ち進んで全国大会に出場したい」と述べた。
団体戦で平良女子は予選リーグをブロック1位で通過。決勝トーナメントでも長嶺を3-1で下し、4チームによる決勝リーグでも安定した力を発揮し、3戦全勝で初の県制覇を達成した。
男子も予選リーグをブロック1位で通過し、決勝トーナメントでも与那原を退けた。決勝リーグでは名護と白熱した接戦を展開するも2-3で敗れ準優勝となった。
同空港では、保護者らが横断幕を用意して頑張った部員たちを盛大に出迎えるとともに、8月3、4、5日に福岡県で開催される九州大会での活躍に期待を寄せていた。