04/23
2025
Wed
旧暦:3月26日 仏滅 壬 
社会・全般
2019年7月25日(木)8:59

拡幅完了5年遅れ/マクラム通り下里工区

県「用地交渉が難航」


拡幅工事が大幅に遅れているマクラム通りの下里工区(資料写真)

拡幅工事が大幅に遅れているマクラム通りの下里工区(資料写真)

 県道243号線(通称・マクラム通り)の拡幅工事(下里工区)について、当初予定していた2021年度完了から大幅にずれ込み早くても26年度ごろになることが24日、分かった。県宮古土木事務所は「用地交渉など地権者との調整に時間を要している」と説明した。同工事の進捗(しんちょく)率は約19%。

 マクラム通り拡幅工事は宮古第一油所前から、下里通り線までの340㍍を計画区間とする「西里工区」と平良下里通り入り口のヤコブ保育園交差点から、サンエーカママヒルズ店までの550㍍を計画区画とする「下里工区」に分かれている。用地や物件補償費などを含め2工区合わせての総事業費は約110億円となっている。

 同線の拡幅は、市街地活性化支援や歩行の安全確保などを目的に実施。幅員は16㍍(車道3・0㍍2車線、歩道両側各3・5㍍、停車帯両側各1・5㍍)となる計画だ。

 西里工区は12年度で用地交渉や物件補償がある程度進んだとして工事がスタートし、今年度も電線地中化工事と合わせて残った用地の取得に向けて取り組んでいる。

 下里工区については、下里通り線、市場通り線、中央縦線と結んで中心市街地を囲む環状道路と位置付けており、18年度までに実施設計及び用地測量などが完了。今年度は物件調査、用地交渉を行いながら工事着手を目指していく考えだ。

 同事務所では「用地交渉や予算の状況などもあるが引き続き拡幅工事の完了へ向けてしっかり取り組み、26年度ごろには完了を目指したい」と話した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年4月23日(水)9:00
9:00

多良間島、3部門で上位/マリンダイビング大賞

「初めて行きたいエリア」1位/スキューバダイビング専門ウェブサイト   【多良間】年間125万人が利用するスキューバダイビングの専門ウェブサイト「マリンダイビングWEB」が発表した「マリンダイビング大賞2024」の年間ランキングで、多良間・水納島が「…

2025年4月16日(水)9:00
9:00

今年105回の入港予定

クルーズ船、昨年の2倍/平良港   今年一年間に平良港への入港が予定されているクルーズ船の回数は105回で、昨年の52回の2倍になることが那覇港管理組合クルーズ寄港予約管理システムのまとめで分かった。今年は1月1日の「コスタセレナ号」(11万4261…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!