伊良部男子、優勝旗手に帰島/県中学バレーボール
保護者ら快挙たたえる
県中学校バレーボール競技大会で初優勝した伊良部島男子チームが25日、帰島した。宮古空港には保護者や学校関係者らが集まり、横断幕などを手にするなど盛大に出迎えた。優勝旗を先頭に選手たちがロビーに現れると「おめでとう」「よくやった」などと祝福の声が上がった。
県大会は21日から24日まで石垣市で開催された。伊良部男子は決勝リーグで3戦全勝し、初優勝を果たした。最終戦は第3セットまでもつれる展開となったが、28-26で与那原を振り切り、熱戦に終止符を打った。
主将の浜川宇響君(3年)は「県大会で優勝することができた。皆さんの応援のおかげだと思う。ありがとうございました」と感謝し、「九州大会でも優勝して全国大会に出場したい」と意気込みを語った。
チームを率いた國吉勇多監督は「子供たちがよく頑張ってくれた。与那原戦は良い試合だった。九州大会でも変わらぬ応援をお願いしたい」と話した。
同校の宮城克典校長は「優勝おめでとう。4月に負けた与那原に雪辱できたのは、最後まで諦めなかったからだ。みんなの活躍で伊良部は活気づいている」とたたえた。
九州大会は8月8日から熊本県で開催され、上位5位以内で全国大会への出場権が得られる。