船舶の仕事を体験/宮総実海洋科学科
生徒4人が実習へ
宮古総合実業高校海洋科学科の生徒4人が25日から、若年内航船員確保推進事業の船舶就業体験(インターンシップ)として、琉球海運所有船舶「ちゅらしま」(宮城満船長)で体験実習を行っている。4人は石垣や那覇、博多港などを回り4泊5日の日程で船舶の仕事を学ぶ。
日本国内でのみ貨物輸送を行う内航船舶への就業体験は、実際の内航船舶の運航等を体験することにより、これから職業を選択する上で内航船員という職業を選択肢の一つに考えてもらうための取り組み。乗船している乗組員の事務や余暇の過ごし方を実際に体験することにより、船舶の仕事について新発見したり、新たな魅力を感じることを目的としている。
今回参加しているのは大浦飛南斗君(海洋技術類型2年)と仲間涼太君(同)、石嶺真琴君(海洋機関類型2年)と砂川南流星君(同)の4人。大浦君と仲間君は操舵、石嶺君と砂川君は機械についての実習を行う。
就業体験に向けて砂川君は「これまでにも1度実習は行っているが大きな船での実習はとても楽しみ。機関類型を専攻しているのでエンジンについてしっかり勉強したい」と話した。宮城船長は「元気良く帰ってこれるように食事もたくさん食べて、多くのことを学んでほしい」と呼び掛けた。